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なぜ起業家になるのか?
起業への興味を抱くのには多くの理由が考えられます。
あなたには確固とした目的がありますか?起業に至る最大の理由のひとつは、世界をより良い場所にするためです。それは人生の質や生活水準を向上させる製品やサービスを提供するということなのです。「意義のあることをしているだろうか?」と自身に問いかけてみて下さい。ホンダの創設者には、メカニックに対する情熱を持つと同時に、日本を復興させるというビジョンがありました。彼は戦争により荒廃した国を再建させたかったのです。彼にはビジョンがあり、それを実現するため自身の才能や知識を用いて、できるだけの努力をしました。あなたにはより良い世界へのビジョンがありますか?
もしかして起業以外に選択の余地はないのかもしれません!経済の変動、不安定な職、そして失業といった問題を抱える国では、家族へ最低限必要な食料や住居を与え、生きていくために、自分達で仕事を始めるといったことは日常茶飯事になっています。あなたが職を得られない理由として、上司による一歩的な解雇、学位を得たが仕事が見つからない、もしくはあなた自身が学生で授業料や毎日の生活費の支払いに迫られているなどということが挙げられます。自分は起業家にはなりたくないと考えていても、現実にはそうならざるを得ない状況に立たされるときもあるのです。
偉業を達成する社長になりたいですか?独立するということは、起業家になりたい理由の一つとして考えられます。その上、チャレンジに対し、とても強い意欲を感じる人も少なくはありません。一般論とは反対に、起業とは単にお金を稼ぐだけではないのです。起業家が30歳までに億万長者になり、40歳で退職するという話はよく耳にすると思いますが、実際にはそうならないケースが多いようです。経済的に成功を収め、40歳で退職をする起業家でさえ、高い確率で41歳になれば再び仕事を始め、新たなビジネスの機会を追い求めるようになります。なぜなら起業家の本当の動機というのは、お金、権力、ましてや地位といったものではありません。起業家の多くはビジネスを通して、達成したい、変化をもたらしたい、不可能を可能にしたい、すべての障害や否定的な考えに打ち勝ちたい、といった望みに動かされやすいのです。
ハント・グリーン博士はこう説明しています。「すべてのことは始める前はいつも不可能なことである。それが起業家が何者かを説明しています。彼らは人が不可能と言ったことをするのです。」
ステップ1:チャンスを見極める
原則
チャンスとは何か?
簡単に、良いビジネスのチャンスとは、いつも現状に満足していない人の数を把握することです。価値あるビジネスの機会には、必ず利益を得る可能性がなければなりません。チャンスは成功を収めるビジネスが建てられる基盤となっています。
起業家はリスクテイカーではありません。実際は、できるだけの手段と努力を用いてリスクを減らそうとします。そういった理由から、あなたのチャンスが本当のチャンスであるかを確かめる必要があるのです。もし人があなたの製品を買うと確信できる、確固としたチャンスを見つけることができるのなら、新たな事業に伴うリスクの重要な部分を削除することに成功していると言えるでしょう。
チャンス・テスト
以下は基本的なチャンスをテストするものです。自身に尋ねてみましょう。
「私のビジネスが成功を収めるために、製品が必要または欲しいと思う人は十分いるだろうか?誰がそれを買うのか?」
上記の例で分かるように、本当のチャンスを見つけるためには、あなた自身によるリサーチが必要になります。ここで気を付けなければならないことは、良いチャンスと思っていたことが、慎重なリサーチの結果次第では反対の考えが生じるかもしれません。
ビジネスにおいて、『チャンス』は『アイデア』と異なります。成功を収めるアイデアには良いチャンスが伴わなければなりません。
-チャンスという考え方には:
「満たされない必要性や欲求があるのか?」
-アイデアという考え方には:
「どのようにして必要性と欲求を満たせるのか?」
満たされない必要性や欲求を満たすために、新しい製品を創作する必要はないということに注目して下さい。顧客や取引先は価格が高すぎる、製品の質が良くない、もしくは製品やサービスの配送や引渡しが遅すぎるということに不満を感じているのかもしれません。もしそうであれば、良いチャンス ( 可能性があるのなら! ) は従来通りの製品を提供しつつ、価格を下げたり、品質を高めたり、また迅速且つ効果的に働きかけるのです。サム・ウォルトンを例に挙げてみましょう。サム・ウォルトンはウォルマートの創設者として知られています。 ( ウォルマートとは、2003年度の総収入は2500億ドル ( 約3兆円 ) を超え、世界中に店舗を抱える、世界で最も大規模なリテールショップとして知られています。 ) 彼の考えは新しい製品を開発することではありませんでした。ただ製品が簡単に、そして安く顧客の手元に届けるといった考えでした。
どのようにしてチャンスを見つければよいのでしょうか?
ステップ2:解決が必要な問題を探す
良いビジネスチャンスの最も効果的な手段の一つは、身近にある解決が必要な問題やフラストレーションを探すことです。多くのビジネスは起業家が自身の問題を解決するため、そして他人にとってもそれが問題であると気がついた時の結果によって始まります。もしあなたが解決手段を見つけることができるのなら、顧客ができると確信することができます。
1-800コンタクトストーリー
例えば、1-800コンタクトという会社を聞いたことがありますか?もしないのであれば、こちらのウェブサイト (http://www.1800contacts.com/coinfo)
をご覧ください。この会社はコンタクトレンズの受け渡し方法に対し不満を持っていた、コンタクトレンズを着けた2人の青年起業家によって、1995年に設立されました。当時コンタクトレンズには高値が売られ、買い替えが不便で、眼科医が供給者に発注し、あなたの手元にコンタクトレンズが届くのに何日もかかるといった理由で配送が遅かったのです。ですから、彼らはこの問題を解決しようとしたのです。彼らはまず、レンズの価格を下げ、買い替え方法を見直し、顧客に早く届けることから始めました。この計画を成功するために彼らは、ベストの価格で手に入れれるように多量のコンタクトレンズを購入し、顧客の処方を保管し発送準備を整えるための、広大な倉庫を準備することが主な課題でした。優れたカスタマーサービスや、簡単な発注方法も彼らの重要な計画の一部で、これらの特典は他の競合社と異なるものでした。
コンタクトレンズを使用していた人たちは、1-800コンタクトの提供の便利さに気付き、販売は急激な成長を遂げました。
1996年度―4億ドル ( 470億円 )
1998年度―60億ドル ( 7千億円 )
2000年度―145億ドル ( 1兆7千億円 )
2002年度―169億ドル (2 兆円 )
1-800コンタクトは現在世界で最も大規模なコンタクトレンズ店として、他のどの視覚製品店よりも、毎日多くのコンタクトを販売しています。
1-800コンタクトは20億以上のコンタクトレンズの在庫を抱え ( 世界一の在庫数 ) 、毎日15000以上のコンタクトを直接顧客に発送しています。会社の成長はコンタクトレンズ着用者による、買い替え時において混乱のない、迅速で購入しやすい方法を求めることからの始まったのです。
もし人々が抱える問題に対しユニークな解決方を提供、もしくは苦悩や欲求不満などを取り除くことができるのなら、とても良いチャンスを自身で見出すことができるでしょう。
あなたの最初の課題は ( レッスンの最後に ) 解決が必要な問題を見つけるのに助けとなるでしょう。
ステップ3:技術の変化を探す
技術の変化は一般的にビジネスチャンスの根源と言えます。例えば、インターネットは数多くの新しいビジネスチャンスの根源となっています。しかしながら、チャンスのタイミングを知ることはとても重要なことなのです。早すぎる時期にとびつくのは良い判断とは言えません。技術が証明されず、結果的に失敗となることがあるからです。この場合、少し待ったほうが良い時もあり、他人の失敗から学ぶことができます。しかし遅すぎるのも禁物です。なぜならあなたが動き始める前に、他者が競合において有利な立場を得るかもしれません。起業家はよく『チャンスの窓』についての話をします。まだ窓が開いている間に、適切なタイミングでアドバンテージを得る必要があります。これはどんなチャンスに対しても正しいと言えます。
ステップ4:社会の変化を探す
ビジネスのチャンスは社会の変化によって起こることもあります。これらの変化は思考、態度、または人口動勢によって変わることが考えられます。例えば、いくつかの国において、ベビーブーム世代の人たちが高齢を迎え、現在の人口統計によると、以前より多くの高齢者がいることが分かる。これによりいくつかのビジネスのチャンスが生まれるのです。その一つとして個人化されたホームケアや福祉体制ができました。近年においてヘルスケア産業や老人ホーム施設の経営などのブームがあり、それらは以前に比べて高齢者の数が増え、彼らの家族が仕事などの理由から世話をすることが困難な状態になってきたからなのです。
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